知識創造研究室 by CRM(xRM)

CRMリーディングカンパニーである アーティサン株式会社 CRM事業部 の最先端 CRM ブログです。

Dynamics CRMグラフのカスタマイズ その2

time 2016/09/08

みなさん、こんにちは。
前回の投稿で、顧客や同僚の技術者から「グラフってカスタマイズできたんですね、新鮮でした」「最新のバージョンでも実装できるんだね、懐かしいな」と声を掛けて頂きました。
というわけで、ご好評につき!(?)前回に続き今回も、Dynamics CRMのグラフに関する情報について3つ紹介したいと思います。

グラフに省略線を表示するカスタマイズ

その1は省略線です。オートシェイプで省略線を自作してグラフに貼り付けることが多かったのではないでしょうか。駄菓子菓子!Dynamics CRMのグラフでは次の1行をグラフのXMLに定義すると省略線を表示することができます。
エクスポートしたグラフのXMLの「AxisY」セクションに追記し、グラフをインポートします。「ScaleBreakStyle」が省略線を定義する要素になります。

<ScaleBreakStyle Enabled="True" BreakLineStyle="Wave" CollapsibleSpaceThreshold="25" LineColor="59,59,59" LineDashStyle="Solid" LineWidth="1" MaxNumberOfBreaks="2" Spacing="1.5" StartFromZero="Auto" />

サンプルグラフ【営業案件 上位の顧客-省略あり】
201609081

バブルチャートを表示するカスタマイズ

その2はバブルチャートです。バブルチャートは、散布図のバリエーションの1つであり、データポイントがバブルに置換され表示することができます。
エクスポートしたグラフのXMLの「Series」セクションを追記・修正し、グラフをインポートします。

<Series>
  <Series ChartType="Bubble" Palette="SemiTransparent" IsVisibleInLegend="False" MarkerStyle="Circle" IsValueShownAsLabel="True" LabelFormat="#,#,k" Font="Arial, 16px" LabelForeColor="59, 59, 59" CustomProperties="BubbleUseSizeForLabel=True, LabelStyle=Bottom, PointWidth=0.75, MaxPixelPointWidth=40" />
</Series>

サンプルグラフ【営業案件 クローズ予測日と確率を軸とした売上見込み金額のBubble Chart】
201609082

営業パイプラインを立体図で表示するカスタマイズ

その3は立体図です。本来3Dということで3つの軸で比べたいところですが、単純に見た目が少し(?)華やかになりますね。
エクスポートしたグラフのXMLの「Series」セクションを追記・修正し、グラフをインポートします。

<Series>
  <Series ShadowOffset="0" IsValueShownAsLabel="true" Font="{0}, 9.5px" LabelForeColor="59, 59, 59" ChartType="Funnel" CustomProperties="FunnelLabelStyle=Outside, FunnelNeckHeight=0, FunnelPointGap=1, FunnelNeckWidth=5, Funnel3DDrawingStyle=SquareBase" >
  <SmartLabelStyle Enabled="True" />
</Series>

サンプルグラフ【営業案件 営業パイプライン3D】
201609083

いかがでしたでしょうか?
見た目は派手になりますが、それ以上のメリットを提示することは難しいと思います。
知ってしまえば拡張の技術を使いたくなるのが技術者の性ですが、カッコ良さと実用性を考えて表現していく必要があると言えます。

※ 記事の内容は個人発信の参考情報です。記事内容のご利用は、ご自身の判断でお願いします。

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徳本和也

CRM事業部ITコンサルティング部 マネージャーアーティサン株式会社
 関電システムソリューションズ、アバナードを経てアーティサンに勤務。CRM導入コンサルタント、システムエンジニア。昔、尊敬する上司に「4C=奉仕の精神で頑張りなさい。」と教えられました。その言葉を思い出して、いまは、変化(Change)が機会(Chance)を呼び、創造(Creativity)をもって挑戦(Challenge)する、そのように思いました。皆さん一人ひとりが変化すれば、必ず将来チャンスを呼び、更なる成長を遂げるはずです。
 マイクロソフト認定プロフェッショナル 、情報処理技術者(AP、FE)を持つ。

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