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SharePoint
2024.12.25

SharePointのデザインをもっとおしゃれに!(X-SP Style | SharePoint デザイン拡張サービスのご紹介)(2)

SharePointのデザインをもっとおしゃれに!(X-SP Style | SharePoint デザイン拡張サービスのご紹介)(2)
小刀稱知哉

こんにちは。アーティサン株式会社の小刀稱(ことね)です。

SharePointをグループウェアとして活用している企業様は多いと思います。

弊社も従来から「SharePoint 移行・モダン化コンサルティングサービス」というサービスを提供しており、企業様のグループウェア構築や活用支援をさせていただいております。

弊社としては、SharePointでグループウェアを構築する際、SharePointが持つ強みを最大限に活かすため、
なるべく標準機能のみで対応することを推奨しております。

しかし、SharePointのデザインをもっとおしゃれにしたい!という要望が多いのも事実です。

そこで、弊社ではX-SP Style | SharePoint デザイン拡張サービスを立ち上げております。

まずは資料をみる(X-SP Style)

本サービスのコンセプトとしては、「JSON やSharePoint Framework(SPFx)を活用することで、標準機能を越えたデザインを実装する」ことです。

弊社が現在まで培ってきた経験を活かし、グループウェア構築時、頻繁に要望される内容をサンプルにて実装しております。
本サンプルをもとに、貴社の最適なデザインを提案することができます。

本サービスは以前から提供しておりましたが、このたび機能拡充を行いました。
今回は、従来からの拡張内容や提供する機能について紹介します。
※前回のブログでは、本サービスが生まれるまでの背景を紹介しておりますので、そちらも御覧ください。

 

拡張内容

従来から提供していたX-SP Styleですが、今回は以下機能を拡張しました。

 

1.新しいSharePointのUIに対応

最近(2024年12月時点)、SharePointリストのUIが大幅に変更されたことをご存知ですか?

SharePointのバージョンアップは日々行われておりますが、今回のバージョンアップによって従来動作していたJSONによる書式設定が一部使用不可となっていました。。。

そこで弊社では、最新のUIに対応したJSONを新たに開発いたしました。

 

2.SharePoint Framework(SPFx)の活用

従来のサービスでは、JSONによるデザイン拡張をメインに提供しておりました。

しかし、お客様からの「もっと柔軟にデザインを改善したい」という要望に対応するため、この度、SharePoint Framework(以下、SPFx)によるデザイン拡張を提供いたします。

SPFxを使うことにより、JSONでは対応できない、より洗練されたデザインを提供することができます。
JSONやSharePoint Framework(SPFx)には、それぞれメリット・デメリットがあります。

詳細については、以下URLをご参照ください。

デザイン拡張手法の比較

 

3.サンプルの拡張

JSONやSPFxを効果的に用いたサンプルを複数用意しました。

サンプルを活用してデザインを決めることができるため、短期間に高品質なデザインを製作可能です。
※サンプルについては、次回のブログにて紹介します。

 

X-SP Styleで提供している機能

X-SPで提供している各機能について紹介します。

 

1.タイル表示(JSON)

コンテンツをタイル形式で表示します。

タイル表示(JSON)

ニュースやSharePointリストの内容を、リスト形式で表示している方は多いかと思います。

本機能を用いると、リスト形式ではなく、タイル形式で表示することが可能です。
タイル形式で表示すると、ビジュル要素を効果的に表示できるため、ユーザーが直感的に内容を把握することが可能です。

単純にタイル形式で表示するだけであれば、「ギャラリー」というビューの設定を用いることで対応可能ですが弊社のJSONを使っていただくことで、より細かい制御が可能となります。

例えば以下のようなデザインを実装可能です。

  • 更新日が3日以内の場合は、アイコンを付与する

  • カテゴリを色付けさせる

  • タイトル部分は太字で表示させる

タイル表示(JSON)

 

2.ポップアップ(JSON)

クリック時に関連する情報をポップアップで表示します。

ポップアップ(JSON)

SharePointを含むグループウェアは、「業務で用いる各種情報を一覧で提供する」ことが目的のため、どうしても多くの情報がページ上に配置されることとなります。

しかし配置される情報量が多くなると、ユーザーは「何を見ればいいかわからない」となるため、結果的にグループウェアを活用されなくなるという事象にも繋がります。

SharePointの標準機能にも、セクションの折りたたみやクイックリンクなど、多くの情報を見やすく配置するためのWebパーツがいくつか存在しておりますが、想定する情報量が多くなると表示領域がどうしても大きくなってしまうという経験をしたことがある方も多いと思います。

このような場合に、弊社のポップアップ機能を使っていただければと思います。
本機能では画面上の特定領域をクリックすると、関連するリンクをポップアップで表示させることができるようになります。 ポップアップ機能を用いることで、多くの情報を整理された状態で表示させることが可能です。

3.画像付きリンク集(JSON)

各コンテンツを画像で区切ることでカテゴリ分けを行っています。

画像付きリンク集(JSON)

上記で紹介したポップアップの場合は、詳細を表示するためにはクリックすることが必要ですが、本機能では、初めからすべてのリンクが表示されているため、より少ないクリック数で目的の場所までたどり着くことができます。

 

4.カテゴリー別一覧表示(JSON)

各コンテンツをカテゴリー別でまとめて表示します。

カテゴリー別一覧表示(JSON)

こちらも画像付きリンク集と目的は同じであり、多くの情報を整理された状態で表示させることが可能です。

 

5.絞り込み(JSON)

ボタンで情報の絞り込みを行い、関連する情報を表示します。

絞り込み(JSON)

Webサイトなどでは割と一般的なタブ機能についてですが、実はSharePointの標準機能では提供されておりません。

本機能では、JSONを用いて簡易的なタブ機能を実装しております。
SharePointのドキュメントライブラリに「カテゴリー」列を作成し、日々追加される資料とそのカテゴリーを設定すると、カテゴリーに応じた資料を一覧で見ることができるようになります。

資料の管理や検索が、本機能で改善されるのではないでしょうか。

6.アンカーリンク(JSON)

ボタンをクリックすると、ページ内の特定の場所に自動的に遷移します。

アンカーリンク(JSON)
サイトマップなど、1つの画面に多くの情報を掲載したい場合などに適した表示方法です。

 

7.余白の調整(SPFx)

通常のSharePointでは対応できない、余分な空白箇所を調整します。

JSONを用いるだけでもデザインとしてはかなり改善されますが、前回のブログでも記載したとおり、リストやドキュメントライブラリの書式設定の機能を用いている関係上、左記Webパーツの範囲内でしかデザインを改修できません。

SharePoint Framework(SPFx)を用いたデザイン拡張

一方SPFxを用いると、JSONでは対応できない箇所も含めかなり細やかなカスタマイズを行う事が可能です。

よく伺う内容としては、以下のような「大きすぎる余白を削除したい」という要望です。
これはJSONでは対応できませんが、SPFxでは対応可能です。

例:

  • 画面の左右に存在する余白を削除し、常に全幅表示にする

  • カテゴリを色付けさせる

  • コンテンツ間に存在する余白を縮小する

左右の余白を削除
コンテンツ間の余白を縮小

※今回紹介した機能以外にも、引き続き機能を追加開発する予定です。

 

おわりに

今回はX-SP Styleの従来からの拡張内容や提供する機能について紹介しました。

次回のブログでは、弊社にて作成したサンプル集について紹介させていただければと思います。
もう少し詳細な話を聞きたい場合や、実際のサンプルサイトが見たいという方はぜひ弊社までお問い合わせいただければと思います!

まずは資料をみる(X-SP Style)

Power Platform(SharePoint・Power Apps・Power Automate)に関する営業活動や設計、開発などを担当:小刀稱知哉

小刀稱知哉

大分県出身(温泉大好き)、現在は東京都在住

1990年生まれ

30才でメーカーの技術営業からIT業界にジョブチェンジ!!!

趣味は読書

主にMicrosoftのローコード(SharePoint・Power Platform)に関するに関する営業活動や設計、開発などを担当しております!

持ってる資格はPL-200/PL-300/PL-400/PL-600/MS-700/AZ-104/AZ-305/SC-200

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