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普段はPower PlatformやSharePointなどの技術ブログを書いている私ですが、今回は番外編として、今更ながらフルリモートワークという働き方について私が思うことをブログにしようと思います。
フルリモートワークという働き方に興味がある方、アーティサンで働いてみたいという方はご一読いただければと思います。
※注意※
本内容は私が個人的に感じた内容を記載しています。
この内容が会社全体の考えを表明しているわけではないことをご承知おきください。
また、勤務体系は部署ごとに異なります。
以下は、あくまで私が所属している部署に関する内容が前提となります。
自己紹介
はじめに、私の自己紹介をさせていただきます。
社会人歴:10年
年齢:34歳
アーティサンでの勤続年数:4年
いままでの在籍企業数:3社(転職2回)
1社目:メーカーの技術営業
2社目:IT企業のエンジニア
居住地:茨城県
所属部署:コンサルティング事業部
役職:マネージャー(メンバーは3人)
1・2社目は基本的に会社に通勤しておりました。 ただ、2社目に在籍していた途中でコロナが流行し、フルリモートワークという働き方を初めて経験しました。
そこでフルリモートワークの良さを知った私は、
恒久的にフルリモートワークをしたい!
と思い、アーティサンへ入社しました。
2025年で社会人としては10年となりますが、通勤が5年・フルリモートワークが5年という感じです。
そんな私が、アーティサンで経験したフルリモートワークという働き方について思ったことを紹介します。
メリット
はじめにフルリモートワークのメリットを紹介します。
やっぱり通勤がないのは最高!
皆さんが思う内容だと思いますが、やっぱり通勤時間がないのは嬉しいです。
今まで東京や埼玉に住んでおりましたが、朝の通勤は地獄でした、、、
それなくなるだけで、めちゃめちゃ大きなメリットですよね(笑)
また、往復で2時間近くかかっていた通勤時間が、そのまま睡眠時間に加算されました。
睡眠時間が確保できるというのは、生活の色々な面でプラスに働くので、大きなメリットだと思います。
働く場所を自分で決めることができる
これも大きなメリットだと思います。
アーティサンは住む場所を限定されておりませんので、北は北海道から南は沖縄まで、日本全国で皆さん働かれています。
(私も茨城県に昨年引っ越しました。)
ご家庭の事情で働く地域が限定されている方や、住む場所を転々と変えたい方などのニーズにフィットするのではないでしょうか。
1日の中で、仕事とプライベートを混ぜることができる
フルリモートワークの直接的なメリットではないかもしれませんが、1日の中で仕事とプライベートを混ぜることができるようになるという点もメリットです。
通勤の場合は、「会社にいる間は仕事を行い、帰宅後はプライベート」という形になるかと思いますが、 うちのチームの場合はある程度は自由に過ごすことができるため、「ちょっと病院へ行く」などプライベートな部分に関しても融通が利きます。
私は散歩が好きなので、考え事をしながら散歩をすることもよくあります。
精神が安定する
これは私だけかもしれませんが、フルリモートワークになると会う人間が制限されるため、精神が安定したように思います。
以前の働き方の時は意識していませんでしたが、私は人と直接会っていると少し疲れるタイプの人間のようです。
(人と会うと電池を消費して、帰宅すると充電するイメージです。ただ、決して人間が嫌いという訳ではありませんっ!)
そういえば最近メンタルが安定してるなぁ🤔
と思ったことを覚えています(笑)
デメリット
メリットが多いと思われがちなフルリモートワークですが、当然デメリットも存在します。
コミュニケーションを取るためのハードルが高い
私がアーティサンへ入社した時からこの会社はフルリモートワークだったのですが、入社後に一番大変だったことが、「誰に聞けばいいかわからない」問題でした。
皆さんどのようなスキルをお持ちなのか不明でしたし、何より各人の性格を把握することができないので、入社して2日目から「コミュニケーションを取るの難しい、、、」と感じていたのを覚えています。
各人が何をしているのか把握するのが難しい
4年前にアーティサンへ入社した私ですが、今はチームのマネージャーを担当しています。
(今はマネージャーになって3年目です。)
マネージャーになってからは、メンバーの方々の作業管理を行うのですが、フルリモートワークの場合「その人が本当に働いているのか?」という部分は正直正確には把握できません。
想定より成果物が遅れている場合、不明点があって詰まっているのか?仕事のスピードが遅いのか?それとも働いていないのか?など その原因となっている事象を、メンバーが自分から伝えてもらわない限りこちら側で把握することは難しいです。
そして、実際みんながみんな自分から報告してもらえる訳ではないので、「締め切り当日になって全然資料ができていない」なんてことも、、、
今まで何回かありました(笑)
成果主義
各人が何をやっているのか把握しづらい状態ですので、消費した時間ではなく何をアウトプットしたかという成果主義が基本的な評価軸となります。
フルリモートワークって良いなぁと思われる方は多いかもしれませんが、私はフルリモートワークになって労働時間が増えています。
また、一定期間内であれば成果を出すのは難しくないものの、成果を出し続けるというのは結構大変なことだと自分でも痛感します。。。
デメリットを打破するための工夫点
最近は、フルリモートワークを廃止するという動きも多くなっているかと思いますが、その理由を見るとやはり、コミュニケーション不足や生産性の低下などが挙げられているみたいです。
そこで、上記で記載したデメリットについて、私なりに工夫している点を以下に記載してみました。
文章やスタンプに感情を込める
フルリモートワークになると、コミュニケーション方法の中心は文章(チャット)になります。
私が気をつけていることとしては、いかに文章の中に感情を込めるかという部分です💗
文章というのは、書き手の感情が乗りにくい表現方法となりますので、書き手側は普通に書いているつもりでも、受け手側には少し冷たく受け取られてしまうこともあります😭
上記を防ぐために、私は文章の中に「❗」や顔文字( ̄ー ̄)ニヤリ などを多用しています。
さらに、表現も柔らかくなるように言い換えを行うなどしています😆
おじさん構文になることは覚悟の上です!(笑)
また、TeamsにはスタンプやGIFなどもありますので、それらを活用しながらコミュニケーションを取っています。
※うちのチームでは、通常使われるスタンプだけではなく、Teams内に存在する「いつ使うのかわからない」スタンプたちが💥乱発💥されています(🥳笑)
ショートミーティングを多用
よく言われる内容だと思いますが、5~30分程度のショートミーティングを多用しています。 (私のイメージだと、1日に最低3回くらいはショートミーティングをしているかと思います。)
自分がわからないことを聞きたい場合であったり、資料の確認依頼をされた時であったり、、、
色々なシチュエーションにおいて、「今お時間あります?」と皆さんに言っています。
ショートミーティングを行わず、なるべく文章でやり取りする方もいますが、私の経験上、ショートミーティングにて会話する方が以下の点においてメリットがあります。
時間の短縮
文章でのやり取りの場合、記載内容の前提条件や詳細が不明であるために「質問を質問で返し、徐々に本題から外れていく」ことが発生した経験はありませんか?
チャットでのやり取りが増えると、その都度仕事を中断することになるので、生産性がとても低下する感覚があります。
このような事態に陥ることを防止するために、私は「認識共有のためにちょっとお時間ありますか?」と依頼し、ササッと伝えたいことや聞きたいこと両者で共有します。文章では伝わらない感情も含めたやり取りが可能
前項にて「文章に感情を込める」と記載してはいますが、言葉に勝ることはありません。
ミス・コミュニケーションを少しでも防止するために、私はミーティングでのコミュニケーションを重要視しています。
チーム内での打合は顔出し
賛否両論あるかと思いますが、うちのチーム内で打合を行うときは、基本的に顔出しをしてもらっています。
(チームでのミーティングや2人だけでのショートミーティングなど、状況に関わらず顔出しです。)
実は去年までは顔出しをしていなかったんですが、顔出ししている方が以下の点でメリットを感じています。
音声通話より得られる情報量が多い
音声通話だけの場合、相手の心情を推し量ることが難しいのですが、 テレビ会議の場合「表情」という情報が加わるので、格段にコミュニケーションが取りやすいと感じます。会議中に別の作業をしなくなる
こちらは副産物かもしれませんが、テレビ会議になってから会議中に別の作業を行っている人がいなくなりました。 (やっぱり顔出ししていると、やりづらいですよね(笑))
全員参加の会議なのに、内容を聞いていないというのはご法度だと思いますので、テレビ会議にして良かったなと思っています。
※今回の内容とは別ですが、うちのチームは前提として無駄な会議は行わないことを徹底しています。
「別の作業を行う」という事象を防ぐために、顔出しを強制しているわけではないです😊
受け手の予想を上回る成果物を出す
これはリモートワークになる前から、気をつけていることなのですが、私は「受け手の予想を上回る成果物を出す」ことを意識しています。
「受け手の予想を上回る」とは、資料の品質が高いことや資料の提出が早いことなどが挙げられるかと思います。
特に資料の提出を早くするというのは、すぐに実践できる内容の割にその効果は絶大です。
まとめ:結局はコミュニケーションと成果物
このブログを書くためにまとめてみると、自分でも理解できましたが、 結局はどのようにミス・コミュニケーションを防ぐかと、どのような成果物を出すかいう点が大事だと私は考えているみたいです。
特にコミュニケーション方法に関しては、自分なりの工夫はしているつもりです。
フルリモートワークで発生する問題の多くは、ミス・コミュニケーションに起因する内容だと思います。
それを防ぐためには、コミュニケーションの密度を上げるというのが解決策の1つになるのではないでしょうか。
フルリモートワーク環境下におけるコミュニケーション方法は、一般的には以下の方法があります。
文字でのやり取り
音声通話でのやり取り
テレビ会議でのやり取り
また、コミュニケーションの密度としては、文字 < 音声通話 < テレビ会議となるかと思います。
上記を踏まえると、私達ができることとしては、
文字より音声、音声よりテレビ会議、そして文字の場合には感情を込めることを徹底することなのではないかと考えます。
※改めて記載すると、めちゃめちゃ普通なことだと思いますが
「自分がいつもできているか?」と問われると自信がないです(笑)
おわりに
本ブログにてメリット・デメリットを色々記載させていただきましたが、 結局のところ私はフルリモートワークがやっぱり大好きですので、当分はフルリモートワークで働きたいと思います(笑)
ただし、自由を享受することができる分、責任も負う必要がある(=第三者に分かる形で成果を出す)というのも事実です。
自由と責任のバランスを考えながら、今後もフルリモートワークできればいいなと思っています!
最後にもう1点!
「上記で自由と責任のバランス」と記載しましたが、この部分をもう少しお話させてください。
「バランス」という表現は「自由と責任が両方同じだけ存在する」というニュアンスで捉えられがちですが、私はその順番が重要だと思っております。
本ブログでも記載したとおり、フルリモートワークの場合、各人が何をやっているのか把握しづらい状態となります。 よって、自由を享受する前に、まず「フルリモートワークでもきちんと成果を出す」という責任を果たさなければ、私はマネージャーとしてフルリモートワークを許可していません。
フルリモートワークのメリットだけを見て会社を選択すると、その人や会社にとって良い結果にはならないかと思いますので、きちんとデメリットに関しても考慮し、覚悟を持った上でフルリモートワークの世界に飛び込んでいただければと思います!
本ブログを読んでいただき、ありがとうございました!
また、本ブログを読んで少しでもアーティサンへ興味を持たれた方は、以下URLからぜひエントリーしてみてください。
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小刀稱知哉
大分県出身(温泉大好き)、現在は東京都在住
1990年生まれ
30才でメーカーの技術営業からIT業界にジョブチェンジ!!!
趣味は読書
主にMicrosoftのローコード(SharePoint・Power Platform)に関するに関する営業活動や設計、開発などを担当しております!
(最近はCopilot Studioについても勉強中)
持ってる資格はPL-200/PL-300/PL-400/PL-600/MS-700/AZ-104/AZ-305/SC-200/SC-100
こんにちは。アーティサン株式会社の小刀稱(ことね)です。