ニュース

プレスリリース
2017.06.14

バスの到着時間がスマホでわかる、バスロケーションシステム「バス予報」の実証実験開始(岩手県交通株式会社様 釜石路線)

アーティサン株式会社(本社:東京都調布市、代表:小山 才喜)と、国際東北グループ 岩手県交通株式会社様(本社:岩手県盛岡市、代表:本田 一彦)、釜石市(市長:野田 武則)はスマートフォン向けバスロケーションサービス『バス予報』の導入における業務協定を結び、実証実験を平成29年6月15日より開始する。

実証実験は平成29年6月15日(木) から平成29年9月15日(金) の3ヶ月間の予定で、釜石市役所前から上大畑間のバス停を対象に実際に営業運行するバス約30台によりおこなわれる。釜石市は幹線道路が少なく日常的に渋滞が発生しやすい状況であり、バスロケーションシステムの導入によりバス利用者のバス待ち時間の軽減やサービス向上による乗降客の増加を期待している。更に実証実験の結果を元にバス停向けの低消費電力型のサイネージ導入や2019年開催予定のラグビーワールドカップ開催に向けてのインバウンド対応の検討もおこなう予定である。

『バス予報』はアーティサン株式会社が開発、提供するバスロケーションシステム。利用者がスマートフォンから最寄り停留所を探し、停留所へのバス到着時刻を簡単に知ることができる。初めての利用者や高齢者も迷わずに利用できるよう、シンプルで大きいボタンのフレンドリーな画面となっている。

また、システム的には、小型のIoTデバイスからGPSを利用して正確な位置情報をクラウドにする仕組みで、既存のバス運行システムには影響しない。Microsoft社のクラウドを利用したサービスのため、イベントやダイヤ改正などによる急なアクセス増加にも柔軟に対応できる。さらに、従来の買い取り型のシステムではなく、バス台数に応じた初期費用+従量課金のサービスで、地方や小規模のバス事業者が導入しやすくなっている。路線バスだけでなく、コミュニティバスや送迎バスにも対応が可能。

バスロケーションシステム(バスロケ)とは、主に鉄道に比べ交通状況による影響で遅延が発生しやすい路線バスの、到着時間の予測をおこなう仕組みである。都市部では比較的導入が進んでいるが、運行システム・料金システムを含めたトータルシステムであることが多く、コスト面の理由から、収益性で不利な状況にある地方のバス事業者では導入が遅れている。バスロケによる到着予測サービスが地方にも普及することで、定時性に対するバス利用者の満足度改善やインバウンド向けサービスの向上などを通じて、利用者増加に向けた起爆剤になるものと期待されている。

※写真は平成29年6月1日におこなわれた協定式の様子

【アーティサン株式会社】
本社:〒182-0025 東京都調布市多摩川5-13-3 サニーコート1F
代表:小山 才喜
URL:https://artisan.jp.net/

【国際東北グループ 岩手県交通株式会社】
本社:〒020-0034 岩手県盛岡市盛岡駅前通3番55号
代表:本田 一彦
URL:http://www.iwatekenkotsu.co.jp

【釜石市】
市役所所在地:〒026-8686  岩手県釜石市只越町3丁目9番13号
市長:野田 武則
URL:http://www.city.kamaishi.iwate.jp/

【本プレスリリースおよびバスロケサービス『バス予報』に関するお問合せ先】
アーティサン株式会社 特殊開発部 バス予報サービス開発班 担当 : 山本・松尾
連絡先:https://artisan.jp.net/contact/ TEL:042-444-4815

【バス運行に関するお問合せ先】
岩手県交通株式会社
釜石営業所
連絡先 TEL:0193-25-2527

西日本新聞に『EMOROCO(エモロコ)… 一覧へ戻る 『Microsoft Dynamics …
PageTop
ページトップに戻る