技術情報ブログ
Loop
2023.05.17

Microsoft Loop を使ってみよう

Microsoft Loop を使ってみよう
みやみや

こんにちは、みやみやです。

Microsoft Teams で使っていた Wiki が 2023 年 6 月に廃止になることもあり、現在パブリック プレビュー中ですが、Microsoft Loop を使ってみようと思いたちました

 

Microsoft Loop とは

Microsoft Loop は、Microsoft から発表された新しいコラボレーションツールとなるようですが、単純にこのツールだけでコミュニケーションをとるのではなく、TeamsOutlookWordなどでもコミュニケーションが取れるようです

何言っているのか判らないので、さっさと試してみようと思います!

 

試すためには…

2023 年 4 月 26 日現在、Microsoft Loop を利用するためには、365 管理者が利用を許可する必要があるようです

ちなみに、許可されていないときに利用を試みると、下記メッセージが表示されます

MicrosoftLoopアプリが組織で有効になっていません
Loopアプリが組織で有効になっていません

弊社では、代表がサクッと許可していたので、スムーズに使えていますが、「面倒だなぁ…」と思って止まっている方もいるのでは?と思い、簡単に手順をまとめてみました

 

利用許可までの流れ

少し手間が発生しますが、2023 年 4 月 26 日現在の手順を記載していますので、めげずに設定しましょう

手順は次の通り

  • Azure AD にセキュリティグループを作成し、Micorosft Loop にアクセスを許可するユーザーを追加します

  • Microsoft 365 Apps admin center にサインインし、作成したセキュリティグループを対象とするクラウドポリシーを作成します

  • コーヒーでも飲んで待ちます

 

セキュリティグループの作成とユーザーの追加

まずは、セキュリティグループを作成します ※ここでは静的セキュリティグループで設定しています

Microsoft 365 管理センターのアクティブなチームとグループを開きます

グループの追加をクリックします

アクティブなチームとグループ
アクティブなチームとグループ

セキュリティを選択して、次へをクリックします

グループの種類と選択
グループの種類と選択

名前と説明を適宜入力して、次へをクリックします

基本設定
基本設定

次へをクリックします

基本設定
基本設定

確認画面が表示されますので、グループを作成をクリックしてグループを作成します

Loop利用可能グループが作成されました
Loop利用可能グループが作成されました

閉じるをクリックすることで、アクティブなチームとグループに戻ります

続きまして、先程作成したグループに対して、Microsoft Loop の利用を許可するユーザーを追加していきましょう!

先程作成したグループをセキュリティタブの中から探し出してクリック、メンバー全てのメンバーの表示と管理をクリックします
※私の環境は検証で使うグループが多いため、先ほど作成したグループを検索で探しました

Loop利用可能
Loop利用可能

+ メンバーの追加をクリックし、メンバーを追加していってください

Loop利用可能メンバーの追加
Loop利用可能メンバーの追加

これで半分の作業は終わりました!

みやみや

これで半分の作業は終わりました!

作成したセキュリティグループに Microsoft Loop が利用できるようにポリシーを構成します

Microsoft 365 Apps admin centerにサインインします

メニューから、カスタマイズポリシー管理作成 をクリックします

ポリシーの作成
ポリシーの作成

※私の環境は、初めてのポリシー作成なので上図になります

名前を適宜入力して、次へをクリックします

基本情報の入力
基本情報の入力

このポリシー構成は、指定されたグループのユーザーに適用されますを選択し、グループの追加をクリックして、先程作成したセキュリティグループを追加、次へをクリックします

スコープを決める
スコープを決める

Loop で検索して、Microsoft Loop 利用のポリシーを構成していきます
まず、ポリシー名をクリックします

ポリシーを構成
スポリシーを構成

構成設定で 有効にするにして、適用をクリックします

設定の構成を有効にする
設定の構成を有効にする

他の 2 つのポリシーも有効にして、次へをクリックします

他の 2 つのポリシーも有効
他の 2 つのポリシーも有効

確認画面が表示されますので、作成をクリックします
これでスムーズにいけば、作業は完了です

反映まで 1 時間ほどかかるとのことなので、コーヒーでも飲んで気持ちを落ち着けます
※私の環境では 5 分程で反映されました…

 

動作確認

https://loop.microsoft.com/にアクセスして確認してみましょう

Microsoft Loop
Microsoft Loop

👋Welcome

 

考察

このように、利用ユーザーを限定して公開するのも簡単ですので、ぜひ早めに使ってみて、利用シーンの検討や社内のセキュリティポリシーなどへの反映を行っていただけたらと思います

 

参考

miyamiya

みやみや

ビジュアル系プログラマー、ビジュアル系 PM を自称して 20 年近くが経ちました

弊社 MaaS 製品全般で、開発・運用側のマネジメントをしながら、時々開発もしています

シェアする
記事カテゴリ
最新記事
2024.09.18

Power Automateのベストプラクティス・アンチパターン(6)【Power Automate上でExcelファイルを編集する際の注意点】

2024.06.26

一歩先へ進む企業のためのPower Platform内製化マニュアル:Power Apps・Power Automateの内製化に必要なリンク一覧

2024.06.05

【2024年6月更新】Power Automate 設計・構築時のTips集

2024.05.15

非エンジニア【(元)自治体職員】がローコード開発をして気が付いたこと コーディング規約とPower Platformプレミアムサンプルアプリ集

2024.05.01

Power Apps・Power Automateの勉強方法(2)

モデル駆動型アプリPower AppsPower PlatformSharePointExcelPower AutomateC#attributevalidationローコードAngularAccessInfoPathMatTableAngular Materialデータ構造SortByColumns関数TypeScriptHTMLEF CoreマイグレーションFramework CoreAttribute directivesO/Rマッパーazure sql databaseCase式HTTP RequestCSSxUnit.Net Core 3.1VSCode.Net Core Test ExplorerDataverse for Teamsitem関数Google MapsMarker ClustererRANK()関数Dynamics 365 SalesMicrosoft TranslatorマーカークラスタリングライブラリtailwindcssマルチテナントドロップダウンメニューBreakpointObserverメディアクエリスマホPCレスポンシブ入門初心者中級者キャンバスアプリDatePickerDropdownviewビューアクセス制限承認リマインドSetForAllUpdateContextロードマップ技術It情報技術メッセージIDメールfirst()関数nest入れ子動的リストcollectionコレクション複数の添付ファイル承認フローformエクスポートインポートカスタマイズcomponentダイアログコンポーネントdialogTips新機能変数検索Microsoft 365グループセキュリティグループ送信元メールの送信差出人インスタントクラウドフロー自動化したクラウドフロー委任VBAエラーエクセルerror復元restorePower BI個人列ユーザー列SharePoint Onlineリスト非表示アプリ[市民開発者構築自動化したクラウド フローフローの種類インスタント クラウド フロースケジュール済みクラウド フローレスポンシブ レイアウトresponsive layoutデータ行の制限引き継ぎ退職所有者を変更異動LoopMicrosoftdesignJSONデザインtemplateテンプレート運用選択肢列参照列ChatGPTOpenAIオープンAIチャットGPTgalleryギャラリースクロールコンテナショートカットキーshortcut keyconcat関数文字制限フロー実行開発環境環境本番環境ライセンス環境構築手順pipelineCI/CDパイプラインDevOpsMicrosoft 365簡易在庫管理時間外通知ファイルフィルター クエリドキュメント ライブラリfilter querysortソートmultiple item複数項目シェアポイント便利機能カレンダーCalendarTeamsローコード開発非エンジニア体験談勉強内製化
PageTop
ページトップに戻る